仮想サーバーを構築しよう!
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  • VMwareゲストとして動かすOSの選定

    Posted on 4月 17th, 2012 admin No comments

    VMwareゲストにはさまざまなOSを動作させることができますが、VMware Toolsが対応していることを第一にOSを選定しましょう。VMware Toolsとは、ゲストOSのパフォーマンスや使いやすさを向上させる、ゲストOSにインストールするソフトウェアです。機能の例として、グラフィックパフォーマンスの向上、ホストOSとゲストOS間のマウスポインタの移動、コピーアンドペースト、ドラッグアンドドロップ、ホストOSとゲストOSのクロックの同期などが挙げられます。特にクロックの同期はゲストOSを安定して動作させるために欠かせないので、VMware Toolsのインストールは必須と言っていいでしょう。ゲストOSをサーバーとして動作させるなら尚更です。VMware Toolsの対応OSの詳細はVMware社のウェブページを参照してください。

    現時点では、LinuxであればCentOS 4.0以上、Red Hat Enterprise Linux 3.0以上、SUSE Linux Enterprise Server 9以上、SUSE Linux Enterprise Desktop 10以上、Ubuntu Linux 8.04以上が対応しており、VMware社がそれぞれ専用のパッケージを提供しています。サーバーとして構築する際は、サーバー用途に作成されているかどうか、各ディストリビュータがサポート権を付与しているかどうかも選定のポイントとなるでしょう。

    WindowsであればWindows 95、Windows 98、Windows Me、Windows NT、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows 7が対応しています。なお、Windowsをサーバーとして構築する際は、サーバーとして利用可能なライセンスかどうか確認を忘れないでください。

    VMware ToolsはLinuxとWindowsの他に、Solaris、FreeBSD、NetWare、MacOS Xも対応可能となっています。詳細はVMware社のウェブページを参照してください。

    さて、VMware Toolsの初回インストール時は、ゲストOSで本格的にサーバーの運用を行っていない状態なので特に問題とはならないでしょう。しかし、VMware Toolsのアップグレードは運用中となるため、サービスに影響がなく滞りなくアップグレードが可能かどうかもOSを選定する際の検討材料となるでしょう。こちらも詳細はVMware社のウェブページを参照してください。

  • VMwareとは、VMwareを使うためには

    Posted on 3月 21st, 2012 admin No comments

    仮想化テクノロジーは、LinuxならXenやKVM、WindowsならHyper-Vなどが注目を集めていますが、この分野での第一人者といえる老舗のVMwareが長い間大きな影響力を持っています。

    VMwareが提供する仮想化テクノロジーは大きく分けて、ソフトウェア型とベアメタル型ハイパーバイザの2つに分類することができます。ソフトウェア型とは、実ハードウェア上で動作するOSに仮想マシンを作成して実行する形式で、比較的導入が容易であることが特徴です。VMware WorkstationやVMware Playerがソフトウェア型にあたります。ベアメタル型ハイパーバイザとは、実ハードウェア上で直接仮想マシンを作成して実行する形式で、OSを介さないぶんオーバーヘッドが少なく信頼性が高いことが特徴です。VMware vSphereのコンポーネントであるVMware ESXや、VMware vSphere Hypervisor (旧称VMware ESXi)がベアメタル型ハイパーバイザにあたります。

    近年、VMwareは高機能な有償製品以外に、機能は限定されるものの実用に耐えうる品質の無償製品を多数リリースしており、個人で利用するためのハードルが大きく下がっていると言えます。しかしながら、いくらソフトウェアに手が届きやすくなったとしても、仮想化テクノロジーを利用するためのハードウェアは依然としてある程度高い性能を要求されています。

    仮想サーバーを構築するのであれば、潤沢なメモリと高速なディスク、コア数が多いCPUが必要となり、場合によってはハードウェア仮想化支援機能を備えたCPUやチップセットが必要となるでしょう。必要となる仮想サーバーの数や想定される負荷を考慮して、適切な性能を備えた物理サーバーを準備しましょう。また、製品によっては利用可能なハードウェアが限定されている場合があるため、各製品の必須要件の確認を怠らないようにしましょう。